MCU新作『サンダーボルツ*』アスタリスクの真の意味は「物語の途中で明かされる」マーベル社長が明言
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが現地時間20日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」のラインナップイベントに米・ロサンゼルスからリモートで出席し、2025年の劇場公開映画である『サンダーボルツ*』(2025年GW日本公開)について語った。 【動画】『サンダーボルツ*』新予告編(日本語字幕付き) マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の訳ありアンチヒーローたちがチームを結成する本作。かつて“ウィンター・ソルジャー”として暗躍したバッキー・バーンズ、『ブラック・ウィドウ』で初登場したエレーナ、レッド・ガーディアン、タスクマスター、2代目キャプテン・アメリカを名乗ったこともあるジョン・ウォーカー/USエージェント、あらゆる物体をすり抜ける身体を持つゴーストといった曲者たちが共演を果たす。
気になるのは、映画のタイトル『サンダーボルツ*』に付けられた謎のアスタリスク。古代ギリシア語で「小さな星」を意味するこの記号は、文書などでその言葉に脚注が付けられていることを表す。
アスタリスクの真の意味について問われたファイギ社長は、「それは物語の途中で明らかになります」と明言。サンダーボルツというチーム名に深い意味があることを匂わせた。
『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とヒーロー集結映画は過去にも製作されてきたが、『サンダーボルツ*』はファイギ社長にとって念願のプロジェクトだったと打ち明ける。「全く異なる出生、タイプのキャラクターを集めたのが『アベンジャーズ』であり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でした。ここ数年、エレーナ、レッド・ガーディアンと魅力的なキャラクターは増え続けています。『サンダーボルツ*』は原作コミックでも魅力的なチームであり、映画でも同様にキャラクターを集められないかと考えました」 キャストの登壇は叶わなかったが、代表してデヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン役)が「この映画にはお楽しみ要素が詰まっています。みなさんのもとへ届けられる日が待ち遠しいです」とビデオメッセージを寄せた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)