旅行も帰省もしなかった人が過半数 奇跡の9連休アンケート調査
カレンダーがなかなか良かった年末年始の休暇。遠出する人が多かっただろうという予想に反し、旅行も帰省もしなかったという人が約54.3%という調査結果が出た。1月6、7日に実施された「年末年始の旅行・帰省に関するアンケート調査」での300人の回答だ。調査を実施したのは、アントプロダクション（大阪市）が運営する保険の無料サービス「グッドカミング」。 2024年12月28日～2025年1月5日の間に旅行も帰省もしていない人は163人。次点が帰省（実家・義実家・親戚宅など）したという回答で104人。国内旅行をした人は「日帰り」30人（10%）、「宿泊」25人（8.3%）で、「海外旅行」はわずか7人（2.3%）にとどまった（複数回答）。 年末年始に使ったお金は「5万円以下」が75％。「1万円未満」と回答した人も24.7%。2024年の旅行やレジャー全体を見ると、55.3%が「物価高や円安の影響で予定を変えた経験あり」と答えており、今年のゴールデンウイークなど長期休暇の旅行に関しても「積極的に行きたい（または行く予定がある）」と回答したのは24人（8%）とごく少数。円安や物価高、実質的賃金の伸び悩みなどが旅行の意欲に与える影響が浮き彫りになっている。
