「岡本和真28歳は巨人に残ったほうがいい」NHK解説者・武田一浩(巨人OB)がメジャー移籍を止めるワケ「ゆくゆくは巨人のコーチ、監督に…」
「岡本はメジャーにいかないほうがいい」
そして、武田氏の関心はメジャー移籍が噂されている2選手へも及んだ。1人目は巨人の岡本和真である。28歳の岡本は今オフにもポスティングによるメジャー移籍の可能性が示唆されている。 「岡本はメジャーにいかないほうがいいと思う。スピードがあって小さく動くメジャーの変化球に対応できない気がしてならないですよ。彼は変化球を打つのが上手いですが、アメリカの速い変化球には差し込まれると思います。ただ、遠くに飛ばす能力は十分なので、どれだけそのボールに対応できるかが鍵になるでしょうね。個人的には、巨人に残って、ゆくゆくはコーチや監督にでもなったほうがいいと思うけど……」 2人目は村上宗隆(ヤクルト)だ。村上は今季33本塁打、86打点と二冠を達成。メジャー志向を公言しており、球団からは25歳以上となる2026年にポスティング制度による挑戦を容認されている。 「村上はまだ未知数ですね。今のところ、岡本と同じようにアメリカの速い変化球に対応できない可能性があります。ただ、まだ時間はあるし、今後対応できるようなバッティングに進化するかもしれないですね」 ポストシーズンも含め、日本人選手の活躍は注目だ。来季はさらなる成績を残し、日本の野球ファンを熱くさせてほしい。 <《大谷翔平》編から続く>
(「メジャーリーグPRESS」沼澤典史 = 文)
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