横浜FM“リーグV消滅”の今季2度目4連敗…MF榊原は5月以来の先発も前半で交代「結果を残さないと生き残っていけない」
[10.5 J1第33節 柏1-0横浜FM 三協F柏] 横浜F・マリノスが今季2度目となるリーグ4連敗を喫した。残留争いをする柏を相手にしたゲームだったが、前半9分に先制点を許すと、チャンスは作りながらもそのまま逃げ切られてしまった。 後半開始からMF榊原彗悟に代えてFWヤン・マテウスを入れるなど、交代カードを積極的に切って試合を進めたが、成果を出すことはできなかった。ジョン・ハッチンソン監督は「タフな試合だった。こうたい。前半は悪くはなかったが、0-1で負けていた状態で攻撃に厚みをかけて進めたかった。決定機は作ったが、決め切れなかった」。勝ち点は41のままで、数字上も優勝の可能性は完全に消滅した。これについても「1位以外は意味がないと思っている。悔しい」と肩を落とした。 前半で交代となった榊原は、リーグ戦では5月6日の浦和戦以来、今季3度目の先発出場となっていた。「消化不良というか、悔しい気持ち。チャンスが来た中で結果を残さないと生き残っていけない」と悔しさを噛み締める。 しかしリーグタイトルは消滅したが、過密日程の中で戦うACLE、ルヴァン杯、天皇杯の戦いはまだ残っている。榊原も気持ちを切らさずにやることの重要性を強調。「悔しいですけど、やり続けるしかない」と自らに言い聞かせるように話すと、「自分たちには獲れるタイトルがあるので、目の前の試合を全力でやって、マリノスのエンブレムを背負う意味を理解して、残りのシーズンを戦っていきたい」と力を込めた。