2025年春の花粉はどうなる?「北海道」「東北」「関東・山梨」「北陸・長野」「東海」飛散量が大幅増となるエリアは?
■スギ花粉は2月上旬から飛散開始・西日本の飛散量は過去10年で最多に匹敵か ウェザーニューズは、2025年春の花粉シーズンに向け、「第2回花粉飛散予想」(スギ・ヒノキ・北海道はシラカバ)を発表しました。 【写真を見る】2025年春の花粉はどうなる?「北海道」「東北」「関東・山梨」「北陸・長野」「東海」飛散量が大幅増となるエリアは? 2月上旬に東海や関東、九州北部でスギ花粉の飛散が始まり、3月上旬にかけて全国で飛散が始まります。本格的な飛散はスギ花粉が2月中旬から、ヒノキ花粉が3月中旬からの予想です。飛散量は平年を上回る予想で、特に西日本では過去10年で最も多いか、それに匹敵する飛散量となる予想です。 スギ、ヒノキ、シラカバ花粉が本格的に飛散する予想は【画像(1)】のとおりです。 ■飛散量:西・東日本で平年を上回る予想 西日本は過去10年で最多に匹敵するおそれ 2025年春の花粉飛散量は、西日本や北陸、関東北部で2024年を大きく上回り、北日本では下回る地域が多い予想です。西日本では、2024年の飛散量が非常に少なかったため、2024年比で800%を超える地域もあり、過去10年で最も多いか、それに匹敵する飛散量になるとみています。 一方、東北北部や北海道では、2024年の飛散量が多かったため、2024年比で50%を下回る地域があります。東北南部や関東南部、甲信、東海の一部では2024年並みの飛散量と見込んでいます。全国平均では2024年比171%となる予想です。【画像(2)】 平年(2015~2024年の平均飛散量)と比べると、西日本や東日本、東北太平洋側では平年を上回る地域が多く、特に西日本では200%を超える地域もあります。東北日本海側や北海道は平年並みの地域が多い予想です。全国平均では平年比170%となる予想です。【画像(3)】 ■【北海道】飛散量は前年比で半減 冬から春の気温は平年より高くなる傾向で、4月以降の寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比べると、やや早くなる予想。道南や道央など早い所では4月中旬、そのほかのエリアでも4月下旬から5月にかけてシラカバ花粉のシーズンに入るとみています。 本格飛散は、道南や道央でゴールデンウイーク前後、道北や道東では、5月上旬~中旬で、5月下旬になると段々と飛散量は少なくなる見込みです。 例年、北海道では飛散開始後、数日で本格的な飛散となる傾向があるため、4月に入ったら対策を始めるのがよさそうです。【画像(4)】
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