【MLB】ロイヤルズが2015年以来9年ぶりのシーズン勝ち越し ウィットJr.は自身初の100打点到達
【ロイヤルズ5-1パイレーツ】@PNCパーク
日本時間9月15日、ロイヤルズは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、5対1で勝利。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めるとともに、世界一となった2015年以来9年ぶりのレギュラーシーズン勝ち越しを決めた。ロイヤルズ先発のマイケル・ワカは5回4安打1失点で13勝目(7敗)をマーク。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは6回4安打4失点(自責点3)の力投を見せたものの、10敗目(11勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのボビー・ウィットJr.が先制の31号ソロを放つ ロイヤルズは初回にボビー・ウィットJr.の31号ソロで先制。ウィットJr.はこの一打で自身初のシーズン100打点を達成した。5回表にはマイケル・ガルシアのタイムリー二塁打とウィットJr.の犠飛で2点を追加。5回裏にオニール・クルーズのタイムリーで1点を返されたが、6回表に相手のミスで追加点を奪い、7回表にもウィットJr.のタイムリー二塁打でさらに1点を追加した。リリーフ陣は6回以降、パイレーツ打線に得点を与えず、5対1で勝利。チーム合計6盗塁の機動力も光った。 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とア・リーグのMVPを争っているウィットJr.は先制アーチを含む3打数2安打3打点1四球の活躍。本塁打数は昨季の30本を超えてキャリアハイの31本となり、打点数も100を超えて102まで伸ばした。メジャー3年目の今季はここまで全149試合に出場し、打率.333、31本塁打、102打点、28盗塁、OPS.984の好成績をマーク。43二塁打、11三塁打と本塁打以外の長打も多く、あと2盗塁を加えて「打率3割・40二塁打・10三塁打・30本塁打・100打点・30盗塁」を達成するとメジャー史上初の快挙となる。