円安の今、ワーホリで「月40万円」近く稼げると聞きました。オーストラリアは最低時給「2300円」ほどと聞きましたが、実際どうなのでしょうか?
外務省によると、ワーキング・ホリデー制度(以下、ワーホリ)とは、「二国・地域間の取決めに基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」です。 円安となり、海外で語学の勉強や観光・異文化交流しながら働けるワーホリは人気が高く、特にオーストラリアへのワーホリが人気となっています。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる? 本記事ではワーホリは稼げるのか? どんな仕事があるのか? 稼げない場合はあるのか? などを解説します。
オーストラリアへのワーホリにはどんな仕事があるの?
仕事を見つけやすいカフェやレストラン、ショップ店員、キッチンスタッフなどの仕事が人気です。英語を使う機会も多く、語学勉強目的の人には稼ぎながら勉強もできる一石二鳥の仕事となっています。 そのほかにはツアーガイド、ホテルフロント、オフィスワーク、日本語教師、ベビーシッターなどもあります。 ワーホリのビザ期間は1年以内ですが、オーストラリアでは第1次産業で特定期間働くと、ワーホリを2年間延長することができる(サードワーキングホリデー)ので、農業・畜産・酪農系の仕事も選ばれる場合があります。ただ、最低限必要なスキルとして、やはり英語力は必要となります。
オーストラリアへのワーホリではいくら稼げるの?
2024年7月からオーストラリアの最低賃金は24.10豪ドル(8月7日時点の為替レート1 豪ドル=96.78円で2332円)となっています。 週30時間の労働でも1週間で約7万円、1ヶ月(4週間)で約28万円の収入を得ることができ、フルタイム(週40時間)の場合は1週間で約9万円、1ヶ月で約37万円を稼ぐこともできます。 最低賃金でもフルタイムで労働すれば約37万円を稼ぐことが可能ですので、最低賃金よりも高い時給での就労や労働時間を増やすことで、もっと多くの金額を稼ぐことも可能となります。 20代の若者にとって40万円近い月収というのは、かなりの大金ではないでしょうか。