大阪でチャールズ英国王の誕生日祝う式典 初訪日で1970年万博視察も
英国政府は11日、大阪市内でチャールズ国王の誕生日を祝う記念式典を開催した。ロングボトム駐日大使はあいさつで、「国王は1970年の初訪日の際に、大阪万博を視察した」などのエピソードを紹介。来年4月に開幕する大阪・関西万博の成功に向けた意気込みなどを語った。 会場には、大阪・関西万博で英国が出展するパビリオンのイメージ図が掲げられた。ロングボトム氏は、英国パビリオンが「共に未来を創(つく)ろう」とのテーマを掲げ、パートナーシップを重視する展示などを行う考えを示した。 式典では、英国での駐在経験を持つ関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)もあいさつ。松本氏は「チャールズ国王をぜひ大阪・関西万博にお迎えしたい」と話した。