「あれっ…まさか盗まれた!?」年末帰省で当分愛車とはお別れ そんなとき「バイク泥棒」に合わないために注意することとは
オートバイカバーは”雨や鳥のフン、砂などの汚れからバイクを守ってくれるもの”という認識の人も少なくないかもしれません。しかし、防犯という観点においてバイクカバーは非常に有効なアイテムです。 その理由は、盗難犯の心理や行動を抑制する点にあります。たとえば、カバーを外す手間がかかることによって盗難作業の妨げになります。 また、カバーを外す際に音が出て周囲に気づかれる可能性もゼロではありません。こういったリスクがあるため、多くの盗難犯はカバー付きのバイクを避ける傾向があります。 さらに防犯カバーが使用されているバイクは、持ち主が防犯意識を持っていると盗難犯に印象づけます。 つまり「他にも防犯装置がついているかもしれない」「このバイクは盗みにくい」といった心理的なプレッシャーを与えることで、ターゲットにされにくくなるというわけです。 また、盗難犯は一般的に、事前にターゲットを選ぶ際に車種や価値を確認しますが、バイクカバーを使用することで車種や車両の状態などが外から見えにくくなり、高価な車両が狙われる可能性を大きく減らすことができます。 ちなみに、最近はカバーそのものを地面や車体に固定するためのロックが付属している、防犯性能が高いバイクカバーも数多くラインナップしています。 こういったロック付きカバーを使用すれば盗難犯がさらにカバーを外しにくくなり、特に鍵付きや耐切断性の高いロックを選ぶのが効果的です。 * * * また、万が一盗難された場合を想定して二輪車防犯登録をすることも大切です。
二輪車防犯登録をしておけば、不審車両発見時にいつでも所有者確認ができるため、盗難の早期発見を可能とするだけでなく、登録時に発行されるステッカーを貼っておくことで盗難防止にも繋がります。 年末年始で長期間バイクから離れる機会がある人は、今からでもバイクの防犯対策を見直してみるとよいかもしれません。
Peacock Blue K.K.