【NEXUS Strike up】居合パンチが通じず…金田大嵩が町田光をダウンさせて勝利
Fighting NEXUS Strike up vol.3 2024年8月25日(日)東京・ニューピアホール 【写真】町田が居合パンチのポーズをとると場内はどっと沸いた ▼第12試合 NEXUS KICK 3分3R ウェルター級 67.5kg契約 ×町田 光(飯伏プロレス研究所) 判定0-3 ※28-30×3 〇金田大嵩(INFINITY) 町田は38勝(11KO)19敗3分と60戦近いキャリアを持ち、WPMF世界スーパーフェザー級王座、INNOVATIONスーパーフェザー級王座など計5つのタイトルを獲得してきた日本トップクラスの実力者。近年はKNOCK OUTを主戦場として活躍し、2017年12月には大月晴明を右ハイキックでKO。2019年7月にはRIZINにも出場した。 また、シュートボクシングに参戦した際には見事なバックドロップを決めたことも。元々はプロレスラー志望ということもあり、数々のオリジナル必殺技を開発。居合抜きの動作を取り入れた“居合パンチ”は町田の代名詞となっている。2021年12月30日に自身のSNSにて引退を発表したが、2023年12月のKrushで現役復帰。デンサヤームに判定で敗れた。 金田はKAMINARIMON(RISE)全日本大会Aクラス70kg優勝などアマチュア大会で経験を積み、プロへ転向。若くしてINFINITYを率いる。『STRIKE NEXUS 01』では無二漢にTKO勝ちしている。 1R、強い右ローの蹴り合い。町田はアタックを繰り返す。その町田の左フックを空振りさせて兼田が右フック。町田が居合パンチのポーズをとるとどっと沸く館内。兼田は左ミドルを蹴ると、町田は居合パンチの左フック。 2Rも町田は飛び込んでのフックを打つが、金田はかわす。金田は右ミドルと右ロー、町田が居合パンチの構えを取るとそれに惑わされず、左ハイを蹴る。その後も右ミドルとローを当てていく金田。 3R、ミドル&ローと蹴りで勝負する金田に、町田は飛び込んでのフックから組みつく。本来なら組みついて相手を投げ、乱戦に持ち込んでペースをつかみ相手を削るのが町田のスタイルだが、NEXUSではつかみは禁止で注意を受ける。 町田が右フックを空振りしたところに金田が左フックを打ってダウンを奪う。町田はダウンを奪い返そうと飛びヒザ蹴りを放つもこれがローブローとなってしまい試合は中断。町田は果敢にアタックを繰り返すが、金田は蹴りと右フック。町田はつかんでのヒザも出すがこれは反則。最後まで倒しに行ったが金田は一歩も譲らず、判定3-0で金田の勝利となった。 マイクを持った金田は「福島から来ました。NEXUS3戦目ですが相手がレジェンドで怖さもあったんですが楽しみのほうが大きくて。実際やったら凄く強くてビックリしました。これで強さを証明できたと思うので自分がベルトどうですか。でも今のままでは王者どころか世界を狙えないのでもっと頑張ります」と、さらに精進したいと語った。
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