海外レビューひとまとめ『野狗子: Slitterhead』―本作に贈る最大の褒め言葉は□ユニーク□だ
本作『野狗子: Slitterhead』は、2024年11月8日に発売が予定されているアクションアドベンチャーです。プレイヤーは記憶と肉体を失った精神生命体となり、猥雑な街で人間の身体に憑依しながら、人間に擬態する未知の怪物を殲滅します。自身と怪物出現の謎を追うサスペンスドラマが展開されると謳っています。 【画像全5枚】
・Eurogamer: 80/100(PC)
・IGN Deutschland: 80/100(PS5)
『野狗子: Slitterhead』は賛否両論あるホラーゲームで、プレイヤーを魅了するか、失望させるかのどちらかだろう。アクション、ボディホラー、そしてシュールな語り口がユニークに融合し、山岡晃氏による心に残るサウンドトラックと相まって、欠点はあるものの忘れがたい体験を生み出している。
・Hobby Consolas: 79/100(PS5)
スタート直後から素晴らしい個性を持つゲームには外山氏のタッチが感じられるものの、グラフィックの出来栄えには少々失望の色を隠せない。注目に値するホラーアクションアドベンチャーだが、もう少し時間とお金をかけていれば、もっと素晴らしい作品になっただろう。
・PC Gamer: 70/100(PC)
・Hardcore Gamer: 70/100(PS5)
Bokeh Game Studioの『野狗子: Slitterhead』は、ユニークな憑依アクションというゲームプレイ、演出、音楽、そして全体的な筋書きにおいて大いに有望だ。楽しくエキサイティングで、どんなゲームにも似ていない。新規IPは業界の活力源であり、本作はその格言を守り続ける重要な例だ。
・GamersRD: 65/100(PS5)
『野狗子: Slitterhead』は、そのアイデア、メカニズム、スタジオのおかげで、もっと良くなったかもしれない実験作だ。NPCへの憑依、ダイナミックな戦闘、ミュージカル化、ユニークなストーリーといった要素は、このホラーゲームをより際立たせることに失敗している。グラフィックの問題、貧弱なAI、いくつかの技術的バグのせいで本作は期待を下回っている。
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