「(大勢は)そりゃあよく思ってないでしょう」ライマル獲得に大勢の本音は…槙原寛己が語る「菅野智之はメジャーでやれる、田中将大は巨人で良かった」
ストーブリーグの主役に躍り出た巨人。大物獲得は吉と出るか凶と出るか。“ミスターパーフェクト”槙原寛己氏がNumberWebの取材に応じた。【全2回の1回目(投手編)/第2回(捕手編)に続く】 【秘蔵写真】「少し不満げな大勢…気持ちはわかる」”大勢vsライマル”巨人の守護神争いが熾烈すぎる!『ももクロとヨガするマー君』『スガコバ最後のビールかけ』『超ミニ短パンでゴルフするイケイケ槙原寛己』などお宝写真も(50枚超) ――菅野智之投手がメジャーに移籍しました。 槙原 表彰式(NPB AWARDS 2024)で少し話しました。最後まで、燃え尽きるまで“やってやる”という気持ちは伝わってきましたね。前回(合意に達しなかった2020年オフ)と違って年齢的にも、状況としてもやりやすいと思います。ラストチャンスですから。 ――今季は15勝。35歳でリーグMVPと最多勝のタイトルも獲得しました。 槙原 昨年は4勝。後がないという状況で、この1年うまくいった経験はとても大きかったと思います。アメリカに行けば、また環境が大きく変わりますけど「今の自分だったらどうすればいいか」はわかったと思うので自信をもって臨めると思う。(菅野にとっては)いいタイミングだったんじゃないですかね。 ――メジャーでも十分通用する、と。 槙原 今年のパフォーマンスを出せれば。どっちにしても、現代の野球では完投がどうこうとか言われないですからね。5回から6回ぐらいを、しっかり投げれられればいい。“楽”と言ってはあれだけど、それが評価される時代。その意味でもまだまだやれると思います。 ――チームとしては、菅野投手が移籍することは痛手になりますか? 槙原 うーん。まあ、でも、今年もあそこまで勝てるとは想定はしてなかったでしょうからね。若手でそこを埋めなきゃいけないというのは、今年もそうでした。その意味でも、戸郷(翔征)を中心とした若手の先発陣は頑張りどころでしょう。 ――入れ替わるように、楽天を退団した田中将大投手(36歳)の獲得が濃厚とされています。 槙原 みんなが注目する選手。また活躍できる場所をつくるという意味で考えれば、声をかけたことは大事だと思う。戦力として大きな期待はできないかもしれませんが、経験と実績はありますからね。 ――ただ、昨季の登板はわずか1試合。獲得に否定的な声もあります。 槙原 厳しいとは思います。でも今年は(昨年10月の)右肘手術の影響があったと思う。そこから1年、キャンプを経てどうなるか。手術の箇所が身体になじむというか、状態が戻ってくればまた輝いてくれるのかなという期待はありますけど。まあ、収まりは良かったんじゃないですか。球界をリードしてきた選手をあの形でやめさせてはダメだと、そこで牽引してきた巨人が手を挙げた。プロ野球としては盛り上がるでしょう。 ――菅野投手に代わるリーダーとしての役割も期待されます。 槙原 中途半端な成績の選手ではないので、若手はリスペクトする。手本になる存在としてはいい。野球と向き合う姿勢みたいなものを見せてくれという思いは当然、ある。それに、選手というのは環境が変わると頑張れるんでね。坂本(勇人)ら同世代の存在もプラス。心機一転、新しい気持ちでやれるのはマー君にとってもいいことですよ。
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