ギリシャでプレー経験のある元日本代表「遠藤が必要」
遠藤の速くて正確なパス回しで相手の陣地を押し込みながら、相手に圧力を掛けることこそ、チームを日本の本来のスタイルに立て直し、勝機を呼ぶ道。コロンビアが初戦で序盤からボールを支配して、守備力に定評のあるギリシャから3点を奪って快勝した結果にもヒントがありそうだ。「ボールを速く回していけば、勝てない相手じゃないはず」と原点回帰での“打倒・ギリシャ”を願った。 (文責・一村順子/米国在住スポーツライター) ■小林大悟(こばやし・だいご) 1983年2月19日生まれ。静岡県富士市出身。ポジションはMF。清水商業から東京ヴェルディへ入団。その後、大宮アルディージャを経て、海外クラブへ。スターベク(ノルウェー)、イラクリス(ギリシャ)、清水エスパルス、バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)を経て、今シーズンからニューイングランド・レボリューション(アメリカ)でプレー。2006年8月のトリニダード・トバゴ戦でA代表デビューを果たしている。