【写真：Getty Images】

　リバプールに新監督が就任したことで、序列が低下しているサッカー日本代表MF遠藤航。指揮官は遠藤の放出も容認していると言われており、今冬にもドイツへ移籍する可能性があるようだ。リバプール専門メディア『ANFIELDINDEX』が現地時間7日に報じている。 　 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 　記事では、「進化するリバプールのチーム力学の渦に巻き込まれたのが遠藤だ」と述べた上で、「VfBシュトゥットガルトから加入した日本人選手は、守備的MFの役割でチームに厚みと安定性をもたらすことが期待された。しかし、経営陣と戦術的嗜好の変化が起きたことにより、新監督は遠藤を好まず他の選択肢を優先しているようだ」と、新監督の就任によって遠藤の立場が大きく変化したことを強調した。 　そして、「ブンデスリーガのクラブが遠藤に注目している」と題して、「彼をブンデスリーガに復帰させたいと考えているドイツのクラブがある。複数のドイツクラブがこの日本代表選手に興味を示していると報じられており、ブンデスリーガに復帰する可能性が高まっているようだ。これまでの成功と最高レベルでの実力の証明によって、遠藤はドイツのクラブでも貴重な戦力となる可能性がある」と、いまだにブンデスリーガでは人気であり、獲得の機会を探っているクラブがあることを伝えている。 　また、「遠藤の終わりの時は近いようだ。彼がもはやスロット新監督の計画に合わないことは明らかである。彼がチームを去るのは残念だが、ブンデスリーガに復帰することが両者にとって最良の結果となるかもしれない。同選手にはまだ多くの可能性が残っており、1月に移籍すれば定期的にプレーする時間を確保して、キャリアを再燃させることができるかもしれない」と、遠藤の実力は認めつつも、やはり新監督が好むスタイルに合わないことから移籍した方がクラブそして選手にとっても良いのではないかと論じていた。