最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】20歳がピーク? 早くに潰れた才能
レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
FW:ロイストン・ドレンテ(元オランダ代表) 生年月日:1987年4月8日 在籍期間:2007年夏~12年夏 移籍金:1400万ユーロ(約19.6億円) クラブ通算成績:65試合4得点5アシスト ロイストン・ドレンテは20歳のときにレアル・マドリードに加入した。しかし、そのときがキャリアのピークだった感は否めない。 フェイエノールトで注目されたドレンテは、2007年夏に行われたU-21欧州選手権にU-21オランダ代表として出場。大会最優秀選手賞を受賞してオランダ優勝の原動力になった。その活躍で価値を高め、1400万ユーロ(約19.6億円)の移籍金でレアル・マドリードに加わっている。 しかし、シーズン序盤で左サイドバックとして信頼を得られなかったドレンテは、なかなか起用されなくなる。守備力が課題でポジションを前に上げて登場することはあったが、期待されたほどの成長はなかった。 その後ドレンテは複数クラブへのレンタルを経て、2012年夏に契約満了で退団。『transfermarkt』の市場価値はレアル・マドリード加入時の1300万ユーロ(約18.2億円)をピークに下降しており、20歳の才能を伸ばすことはできなかった。
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