療養中のフジテレビ渡邊渚アナ退社を発表 五輪観戦では「病人なのに」心無い声も…「切ない」「残念」惜しむファン
「病気のためお休みしておりましたが、この度、退社する決断を致しました」 8月23日、フジテレビ・渡邊渚アナウンサーが8月末での退社を発表。同局を通じてコメントを出した。渡邊アナは病気を理由に2023年7月から休養しており、現在の様子について次のように述べた。 【写真】病床で拳を上げる渡邊渚アナ 「三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました」 これまで自身のInstagramにて闘病生活を発信し、しばしば苦しい胸中を綴っていた。しかし、そんな彼女に心ない声が向けられたのはパリ五輪の最中だった。 8月5日におこなわれたバレーボール男子の日本対イタリア戦を現地会場で観た渡邊アナ。右頬には「JAPAN」と「V」の文字、そして左頬には日本国旗をペイントし、満面の笑みで拳を上げる瞬間を数回ほどカメラに抜かれていた。 「それを見た一部の視聴者から、『病人のくせに仕事を休んでどうしてパリにいるんだ』などと批判が浴びせられたのです。バレー好きを公言していた渡邊アナにとって、パリ五輪での観戦は心の支えとなる目標だったのでしょう。その彼女に対し、まるで『病人は家にいろ』とでも言うような批判は乱暴です」(芸能記者) 8月10日、渡邊アナは両手で日本の国旗を広げた写真とともに、《急遽自分でチケットを買ってパリへ行ってきました。(乗り物に問題なく乗れるようになったタイミングだったのいうのも行けた理由の一つです。ちゃんと会社には報告してから行ってます!笑)》とInstagramに投稿。観戦時の批判に答える意図があったのかもしれない。 今回の退社発表を受け、Xでは多くのファンが肩を落としていた。 《今月パリ行ってたみたいで旅行出来るまで体力持ち直して良かったなと素直に思うよ…若くて綺麗なのに病院での自撮り画像ばっか流れてきて心配だったから…》 《結局退社となってしまったか…ぽかぽかでの活躍を見ていただけに、またテレビで見れたらと思っていたが、残念…》 《なんか切ない。一歩ずつゆっくりと体調治してまた明るい渡邊さんを見れる日を楽しみにしております。ファイトー!》 パリ五輪の“観戦批判”が、今回の決断に影響したのだろうか……。 「この先も体調不良で会社を休んだ場合、アナウンサーという立場上、また色々とネット上で言われる可能性がある。それを踏まえたうえでの退社なのかもしれません。本人は『昔のようにはいかない現実がある』と語っているので、今後も闘病は続くかもしれません」(同前) しっかりと療養し、どこかで表舞台に立って欲しいが……。