【名鉄杯・生情報】大敗続きでもデキ良好のバハルダール 〝秘密兵器投入〟で変わり身を狙う
[名鉄杯=2024年8月25日(日曜)3歳上3勝クラス、中京競馬場・ダート1800メートル] 前走・スレイプニルS(12着)からのリベンジに燃えるバハルダール(牡5・池江)は23日、坂路からEコースを半周した後、ゲート駐立の確認をこなした。 「休み明けでリフレッシュできています。体調面も良さそうですよ」とアピールするのは池本助手。オープン入り後、16→9→12着と不振が続いている本馬だが、1月の雅Sでは〝砂の大器〟ヤマニンウルス相手に0秒2差2着まで迫った。昨年10月の御陵Sでも、のちのGⅢアンタレスS覇者ミッキーヌチバナの0秒2差3着だったことを踏まえれば、オープンでも通用できる力は確実にある。 15日に栗東ウッドで行った1週前追い切りでは、オーサムリザルトと併せ馬を敢行。ラスト2ハロン11・0ー11・0秒でまとめた無敗の僚馬に遅れこそしたものの、本馬も一杯に追われてラスト2ハロン11・3ー11・3秒で食らいついた。最終追いでは同ラスト1ハロン11・0秒を計時しており、暑い時季ながら状態の良さが伝わってくる。 今回は、集中力を高めるためにシャドーロールを着用。「調教でも小さいシャドーロールを着けています。イレ込むこともなく、いい雰囲気できていますよ。距離がどうかですが、中京も悪いイメージはないですからね」と同助手は馬具効果での前進をイメージする。夏の砂上で復活ののろしを上げる態勢は整った。
東スポ競馬編集部