“初老ジャパン”、クリスマスの過ごし方は… 「おっさん4人で」パーティー?
今夏のパリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、北島隆三、田中利幸(ともに乗馬クラブクレイン)が21日、東京・世田谷区の馬事公苑でファンとの交流イベントを行い、総合馬術3種目(馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術)のデモンストレーションやトークショーで盛り上げた。 イベントは「クリスマスだヨ! 初老ジャパン全員集合“初老ジャパン”」と銘打たれた。ザ・ドリフターズの伝説的な番組「8時だョ!全員集合」をイメージした命名に、戸本は「昭和の方をターゲットにしたイベント名だったので、大丈夫なんだろうかとドキドキした」と苦笑い。それでも子供たちも含めて数百人が集まり「朝からたくさんの方に来ていただいて、少しでも馬術の魅力が伝わったんじゃないかなと思います。僕自身、思い出に残る日になりました」と喜んだ。 クリスマスにちなんで最初の入場時には大岩、戸本、田中がサンタの帽子をかぶり、馬に乗って行進。北島はトナカイの帽子を頭に乗せ、走って先導した。パリ五輪では馬の負傷で北島から補欠の田中に交代。表彰式後のウィニングランでは3人しか馬に乗れない規定があったが、チームで話し合い、北島が自力で走った光景を再現し、観客を沸かせた。 4人はクリスマスの過ごし方を聞かれると「クリスマスパーティー、やりますか」「おっさん4人でやっちゃいますか」「クリスマスパーティーと言いながら、居酒屋でしょう」とざわついた。普段は全員が英国を拠点に練習していたこともあり、北島が「僕と戸本選手は単身で行っていたので、家族も含めてみんなで集まって、会なんか開けたら」と提案。最年長48歳の大岩が「いいですね。じゃあ、ぜひ温泉でも」と応じるなど、仲むつまじい様子を見せていた。
報知新聞社