横浜がベスト４進出、センバツ出場ほぼ手中に １年生織田翔希が完封勝利
＜秋季高校野球関東大会：横浜2－0東農大二＞◇28日◇準々決勝◇サーティーフォー保土ケ谷球場 横浜（神奈川1位）が東農大二（群馬2位）を破り、ベスト4進出を決めた。 秋季関東大会は来春センバツの出場校を決める重要な選考資料とされており、「関東・東京」の出場枠は6。関東大会で4強入りを決めた横浜は、センバツ出場をほぼ手中に収めた。 雨で試合開始が3時間遅れたこの日は、背番号10の織田翔希投手（1年）が先発マウンドへ。最速148キロ、常時140キロ台の直球を主体に、東農大二を力でねじ伏せ完封勝利を挙げた。打線は東農大二の184センチ右腕、山田琉聖投手（2年）を攻めあぐねていたものの、6回に奥村凌人内野手（2年）の先制適時打で均衡を破った。 横浜は左腕エースの奥村頼人投手（2年）も安定感があり、2人以外にも140キロ台の直球を投げ込む左腕の片山大輔投手（2年）など投手陣はハイレベル。関東でもトップクラスの選手層を誇り、今大会でも優勝候補に挙がっている。
