【横浜M】ハッチンソン監督、最後のタイトル G大阪へ「リベンジのチャンス」
J1横浜Mは25日、横須賀市のF・マリノススポーツパークで天皇杯全日本選手権準決勝のG大阪戦(27日午後1時5分・パナスタ)に向けた全体練習を行った。今季実現可能な最後のタイトルを見据え、ジョン・ハッチンソン監督(44)は「唯一取れそうなタイトル。いい結果を残して次に進みたい」と意気込んだ。 敵地に乗り込んだアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの山東(中国)戦から中4日とスケジュールは相変わらずタイトだ。それでも、「山東戦は内容は悪くなかったし、エキサイティングな部分も見せられた」と、前進を感じ取る。 G大阪はリーグで0―4の苦杯を喫した因縁の相手。「バランスの取れたチームで、(FWの)宇佐美も素晴らしい選手」と指揮官。最大限の警戒を払いつつも「またアウェーの地で0―4をひっくり返すチャンスと思っている。しっかりリベンジしたい」と強気な姿勢を崩さなかった。 懸念材料は主将のMF喜田とGKポープの状態で、ハッチンソン監督は両選手の欠場を示唆。その上で、「松永コーチも含めていろんな話をしている。ポープに限らずメンタル面、フィジカル面、戦術面も含め100%で臨める選手を見ていきたい」と語った。
神奈川新聞社