失神KO勝ちの金子晃大が「王者として、日本人としての心の強さを見せていけたら」とトーナメント参戦の意味を語る【K-1】
この日行われた1回戦4試合の結果、9月の代々木大会で行われる準決勝は玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)vs大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、金子vs璃明武の組み合わせとなった。 4選手がリング上に揃ってコメントした際に金子は「このトーナメント、僕は王者で“なんで出るんだ?”と思う人もいると思うんですが、王者だから出るというか、本当に強い人が王者になると思うし、その王者として心の強さ、日本人としての心の強さを皆さんに見せていけたらと思っています。今日は選挙の日なんで。日本をよくするために、まだ間に合うかもしれないので、行っていない人は投票に行きましょう。9月、期待してください」と語った。
璃明武はこの日はアンジェロス・マルティノス(ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)と対戦。 1R、ともにオーソドックス。圧をかけるのはマルティノス。ともにロー。マルティノスのミドルにローを返す璃明武。前に出てパンチのマルティノスに璃明武は右ロー。圧をかけて右ローのマルティノス。璃明武は左ミドル。マルティノスも左ミドル。圧をかけるマルティノスがパンチ。璃明武はガードを固めて打ち返す。圧をかけるマルティノスに璃明武は前蹴り。璃明武が押し込んで密着した体勢から左ボディー。距離が開いて、璃明武が左ハイ。璃明武は距離が詰まるとボディーアッパー。 2R、マルティノスが右ロー。璃明武がパンチを合わせる。なおも前に出た璃明武がパンチからヒザを放つとローブローとなり一時中断。マルティノスは圧をかけてロー。璃明武がワンツー。マルティノスは顔を押さえて何やらアピールも試合は続行。マルティノスがガードを固めるが璃明武がその隙間からパンチを連打。圧をかけるマルティノスに璃明武は下がりながら左ジャブを突いて、ハイキック。マルティノスはワンツー。そしてマルティノスの左ボディーに璃明武が右ハイを合わせる。互いに体を寄せてヒザ。マルティノスの前蹴りを押し返す璃明武。