〝二刀流ハードラー〟豊田兼が48秒62の好タイムで決勝へ 日本選手権男子400メートル障害/陸上
陸上・日本選手権第1日(27日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子400メートル障害予選が行われ、男子110メートル障害と400メートル障害の2種目で代表入りを狙う豊田兼(慶大4年)は48秒62をマークし、1組1着で決勝に進んだ。400メートル障害ではすでにパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破済みだが、予選からその水準を上回る走りを見せた。前回優勝の小川大輝(東洋大3年)は49秒02の1組2着で予選突破を決めた。 2組は出口晴翔(ゼンリン)が49秒17で1着、パリ五輪参加標準記録突破済みの筒江海斗(ST-WAKO)が49秒40の2着で決勝進出を決めた。3組は昨夏の世界選手権代表(ブダペスト)の児玉悠作(ノジマT&FC)が49秒36がトップで通過した。 2021年東京五輪代表で参加標準記録突破済みの黒川和樹(住友電工)は肉離れのため欠場となった。