【独占】「豊洲 千客万来」オープンまでの舞台裏。大人気!海鮮バイキングも…変わる!築地と豊洲
魚を仕入れる経験がなかった相磯さんは、市場に通い詰め、魚の目利きも学んできた。 訪ねたのは、60年前に築地市場で創業したマグロ専門の老舗仲卸「相馬水産」。天然から養殖まで、ありとあらゆるマグロを取り扱っている。 海鮮バイキングの目玉は、「相馬水産」から仕入れる本マグロの食べ放題。さらに相磯さんは、マグロの解体ショーを毎日やろうと考えていた。
11月18日。千葉・浦安市にあるホテルで、本番を想定した2日限定の海鮮バイキングを開催することになり、「相馬水産」の本マグロが運び込まれた。料理する中心メンバーは、「エイチ・アイ・エス」の社員5人。飲食店でのバイト経験者や調理学校の卒業生もいるが、大きなマグロのかたまりをさばいた経験はない。刺身に菊の花を添えるのも手探りだが、あとは場数を踏んで慣れるしかない。 今回は大サービス! 60分食べ放題で大人3850円。本マグロ以外にサーモンやタイもあるが、刺身だけではなく、ホタテのバター焼きやエビの丸焼きなど盛りだくさん。今回の一番の目的は、お客が何をどれだけ食べるのかを調べることだ。
午後5時に開店すると、新聞の折込みチラシを見た近所の人たちですぐ満員に。お目当てはやはり本マグロで、予想以上の刺身の消費量に補充が追いつかない。当然厨房はてんてこ舞いに。 今のメンバーだけで「千客万来」の大型店を回せるのか…。不安を感じた相磯さんは、“ある秘策”を思いつく。 ※「ガイアの夜明け」より
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