近江の2年生MF松山大納が優勝ゴール。インハイでのチャレンジとゴールを誓う
[6.8 インターハイ滋賀県予選決勝 近江高 1-0 立命館守山高 布引運動公園陸上競技場] 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる 2年生アタッカーが優勝ゴールを決めた。前半10分、近江高はFW山本涼(3年)のスルーパスから「若干、目が合った気がする。山本君からいいパスが来て、それを決め切るだけだった」というMF松山大納(2年=FC Fuji出身)が右足シュート。強烈な一撃をファーサイドのネットに突き刺した。 前田高孝監督から求められているという斜めの動きからゴール。「練習通り崩せた。こういう舞台にあんまり自分自身立ったことがないので。去年は応援してた側なんで、こういう舞台で、しかも決勝で1点決めれたんで、すごい嬉しい」と微笑んだ。 プリンスリーグ関西1部開幕4試合で3ゴールを決めるなど得点力とスピードが持ち味だ。「プリンスでも、一応サニックス(カップ)でも自分のゴールっていうところにはこだわってて、決め切るってとこは、自分の長所でもある。この半年間は結構点数が取れてる」。その力を示す先制弾だった。 だが、決勝での自分のパフォーマンスについては満足していなかった。「ゴールシーン以外では、自分の長所とかはあんま出せなかったのかなと」と首を振る。得意のドリブルを出せるシーンで「なんかちょっとビビって」パスを選択。応援、スタンドの雰囲気に緊張してしまうところがあったようだ。 この日は勝利することができたが、同じような試合を繰り返す訳にはいかない。全国大会ではより自分のプレーを出すこと。「ゴールはもちろんあるけど、内容的にも自分はチャレンジしていって、そこで成功できたら自信にもなるし、 どんどん仕掛けていきたいなと思います」。その上で、勝つため、自分を成長させるためにも全国大会で「決めたい」と誓った。近江のブレイク候補が全国舞台で躍動する。