下半身付随の猫・らいちゃんがハンデを乗り越えていく姿に生きる力のすごさを知った!「ひだまり日和」の晴(はる)さん
今はSNSでだれでも情報を発信できる時代。あなたが知りたかった情報は、誰かがもうネットの海で発信しているかも。本特集は、ミモレ編集部から「新たな視点を得ることができる」「癒しになる」「知らない世界のリアルがわかる」情報をSNSで発信し、密かにバズっている人=「バズり人(びと)」さんのSNSアカウントをご紹介します。 好奇心旺盛でパワフルな下半身付随の猫・らいちゃんとの日々「ひだまり日和」の晴(はる)さんの投稿をまとめて見る 今回インタビューしたのは、Instagramで11匹の猫と犬の過去と今について投稿しているアカウント「ひだまり日和」を運営している晴(はる)さん。 晴さんは、病気や怪我を負い助けを求めてやってくる猫(子猫~シニアまで)や認知症の犬「しの」ちゃんの介護など、多くの子たちをレスキューしている方で、1冊目のフォトブック『くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ』は、晴さんがレスキューした柴犬・しのちゃんに認知症の兆候が現れた時、同居猫のくぅちゃんが24時間体制で付きっきりでお世話をする様子をインスタでアップしたところ、話題になり、書籍化されたものです。 現在はらいちゃんの他、6匹の保護猫たちと一緒に暮らしており、2月に2冊目のフォトブック『らい 下半身付随の猫』が発売されました。新刊の主役・らいちゃんはそのタイトルでもわかるように、下半身付随の猫ちゃんです。 らいちゃんとの出会いは、晴さんが、2018年にInstagramの「交通事故に遭い、その後保健所に収容された猫を助けてほしい」というDMを受け取ったこと。事故で下半身不随になり殺処分の予定でしたが、寸前で晴さんに引き取られることになりました。 その後、手厚いケアを受け回復し、今では同居猫たちと楽しく暮らしています。 今回は、そんならいちゃんにフォーカスを当ててインタビューしました。 ――らいちゃんの魅力・性格を教えてください! 晴さん:好奇心旺盛なキラキラの緑の瞳が魅力です。性格は温厚で人懐っこく、初対面の人や猫にもフレンドリーです。 ――『らい 下半身付随の猫』の中でお気に入りの写真はありますか? 晴さん:10ページ右上の、オモチャを咥えている写真がお気に入りです。 ――らいちゃんの好きな仕草や場面について教えていただきたいです。 晴さん:ポカポカの窓辺やストーブ前で、幸せそうな顔でウトウトしている表情が好きです。そんな姿を見ると、幸せを感じます。
構成・文/大槻由実子 編集/坂口彩
大槻 由実子