Netflix『あいの里 シーズン2』、初週から喧嘩、衝突、恋、大病告白の大波乱 藤田ニコルの母も参加
Netflixリアリティシリーズ『あいの里 シーズン2』が5日より、毎週火曜日、5週に渡って全20話を世界独占配信中。モデルでタレント・藤田ニコルの母の参加も話題を呼んでいる今作で、はやくも大波乱が巻き起こった初週第1~8話までの内容を振り返る。(以下、本編ネタバレを含みます) 【動画】『あいの里2』予告編 集まったのは、スポーツジムの経営者・パチゆみ(51)、サロン経営の美容師・あきぽん(44)、漫画家・たみフル(45)、元商社マン・マンハッタン(59)、食育トレーナー・せん姉(57)、元レスキューパイロット・隊長(48)、舞台俳優・ちぃ(40)、秘書・あやかん(35)、音楽教室の先生・ギタりん(52)といった、35歳から60歳の男女9人。MCはシーズン1から続投となる田村淳とベッキーが務める。 パチゆみが藤田の母という衝撃のニュースが冒頭から明かされるなか、個性豊かな面々から発せられるワードは、老眼鏡、血糖値、閉経、更年期、五十肩…と、キラキラとは言い難いほど遠いものばかりだった。 シーサーが見守る築150年の琉球古民家を舞台に、リフォーム作業や沖縄野菜の栽培に挑戦しながら男女9人の共同生活がスタート。さっそく最年少の住民・あやかんの発言をきっかけに激しいけんかがぼっ発。自身の年齢について「『まだ若いから大丈夫』なんて言われたらムカつく。若くないから!ここに若い人なんて1人もおらん!」と涙を流しながら声を荒げるあやかんをなだめるのは、パチゆみとせん姉の通称「50’s」(フィフティーズ)の2人。将来妊娠を望むあやかんは、すでに出産・子育てを経験している2人からの言葉に複雑な感情を抱いていた。 一方、ギターと結婚資金として貯めた2000万円の預金通帳を持ってあいの里にやってきたギタりんは、舞台俳優のちぃに一目ぼれ。積極的にコミュニケーションをとりながら「1番最初に(あいの鐘を)鳴らすのは俺だな」と意気揚々。ギタりんからの距離感のバグったアプローチが続く中、ちぃは美容師のあきぽんへ惹(ひ)かれていく。 そんな中、第2話では、マイクロヤギのさとちゃんもあいの里にやってきて住民たちと共に暮らすことに。あきぽんへの想いを加速させていくちぃだったが、結婚と子どもを持つことを夢見るちぃに対し、あきぽんは子どもあり、過去に2回の離婚を経た上で結婚には後ろ向きな、真逆な方向を向いている2人だった。 さらに「経験人数は?」などギリギリまで攻める質問タイムに住民たちが盛り上がる中、「今までかかった1番大きな病気は?」というお題に、漫画家のたみフルから「がんになったことあります」と衝撃の告白がされ一同騒然。ステージ4の乳がんを患ったたみフルは、壮絶な闘病生活を持ち前の明るさで克服、寛解(かんかい)目前というところであいの里に参加していた。そんなたみフルは、全身脱毛済みという元レスキューパイロットの隊長が気になる様子。 第3話では、いよいよ複雑に恋の矢印が動き始める。お互いの過去や将来の夢を明かしながら共に過ごす時間を重ね、距離を縮めていくちぃとあきぽん。また同じ頃、マンハッタンが最年少のあやかんへアプローチを開始。しかしあやかんからは「実家の両親を思い出す」と正直すぎる言葉が飛び出し傷心のマンハッタンであった。 一方、あきぽんに惹かれるちぃは、歳の近いあやかんにだけ自身が卵子凍結をしていること、凍結の期限が迫っていることを涙ながらに打ち明けた。同じく将来妊娠を望むあやかんと将来への不安を共有する。 どんどん距離を縮めていくちぃとあきぽんを目の当たりにし落ち込みがちなギタりんが、それでもあきめきれず、ちぃへのアプローチに大奮闘する姿が描かれた第4話。あまりに自分の気持ちに真っ直ぐにアタックしすぎるギタりんの様子にスタジオMCの2人からも心配の声があがる。案の定、身勝手なギタりんの言動の数々にしびれを切らしたちぃは、ギタりんを呼び出しこれまでの不満を思う存分ぶつけるのだった。そして第4話の最後にして、ついにちぃがあいの鐘を鳴らす。 ちぃによるシーズン2初の鐘の音色を聴き、ざわめく住民たちと動揺を隠せないギタりんの様子が描かれる第5話。お互い赤裸々に自分の過去や将来への不安を打ち明け、丁寧に対話を重ねてきたちぃとあきぽん。相手を大切に思うちぃの気持ちはいつしかあきぽんにも届き、見事シーズン2初のカップルが誕生。仲良くそろって里を出る2人をあたたかく見守る住民とスタジオMCだった。 第6話では、隊長に胸キュンしていた漫画家のたみフルは、隊長とコミュニケーションを重ねる一方、最年長・マンハッタンの生活態度が気になっていた。台所のシンクでヒゲを剃ったり歯を磨いたりすることをやめてほしいと、漫画に描いてマンハッタンにアピールしたたみフル。それが思わぬ展開に。 そして、新住民のマキオ(39)とニノ(42)が登場。愛の戦士と自称する明るいキャラクターのマキオと、容姿端麗な美女・ニノの登場に色めき立つ住民たち。しかし、ひょんなことをきっかけに隊長に想いを寄せていたあやかんは、自身が抱く容姿へのコンプレックスとも相まって、美人なニノの登場に心中穏やかではいられなくなっていた。 第7話では、自分を漫画に描いてくれるなんて自分へのアピールに違いないと勘違いをしたマンハッタンはたみフルへ積極的にアプローチする。そんな中、住民がマンハッタンの60歳を祝う誕生日会の企画中、ギタりんがバースデーソングを歌うかどうかで隊長と衝突してしまう。さらに、蕎麦に入れる薬味のネギがきっかけで、「ネギ事件」が勃発。この「ネギ事件」をきっかけに、あやかんとギタりんの関係は悪化してしまう。 そんなどこか停滞した空気が漂う中、第8話であいの里に世界的恋愛マスターが登場。その正体はシーズン1で、恋の勘違い劇場を繰り広げたアンチョビだった。恋愛アドバイザーとして住民一人一人の恋愛相談を聞いた後、イタリアンシェフとして豪華な料理を振る舞う。 誕生日を迎えたマンハッタンの誕生日会で明らかにされたのは、マンハッタンの現在の職業・スタンダップコメディアン。劇的な遍歴を経て磨かれた腕前をあいの里でも披露するも、若干独特な演出に困惑する住民たち。盛り上がった誕生日会のその夜、ある決断を下した様子のマンハッタン、次回、ついに訪れるマンハッタンの恋の結末とは。 さらに、Netflix Japan 公式YouTubeとXでは特別動画も公開中。乳がんステージ4から生還したたみフルのたくましさや、お互い卵子凍結をしているちぃとあやかん、50歳の障壁を抱えるパチゆみとせん姉の葛藤など、あいの里ならではの見逃せない映像が盛りだくさんとなっている。 また、あいの里どハマり芸人たちが語りまくるライブ配信「あいの里倶楽部」もスタート。MCは田村とベッキーに、第1回ゲストには大久保佳代子、良ちゃん(鬼越トマホーク)、藤本敏史(FUJIWARA)が登場。本編未公開映像やシークレットゲストも登場する。