【山口県】[光市長選]市川市長「私の後継者、全面支援」 新人芳岡氏「集う会」に500人
10月20日告示、27日投票の山口県の光市長選に無所属で出馬を表明している前市経済部長、芳岡統さん(55)=島田=(自由民主党推薦)を支援する「芳岡おさむと集う会」が6月30日、ホテル松原屋で開かれ、支持者約500人が芳岡氏の必勝を目指して気勢を上げた。 「集う会」で南典文後援会長は「芳岡さんは豊富な行政経験と強いリーダーシップがある。足りないのは知名度だけ」と一層の支援を要請。後援会顧問の市川熙市長は「市長になるには(芳岡氏のように市役所を退職して)退路を断ち、明確なビジョンを市民に示すことが必要」と強調し、「私の行政を継承して発展させると公約する芳岡氏は私の後継者。全力で応援する」と明言した。後援会顧問で自民党県連副会長の河野亨県議もさらなる支援を要請するあいさつをした。
付属光中や光高時代の同級生の金森雅恵さんや、島田小おやじの会の林公一元会長の応援スピーチに続いて、芳岡氏が「市民の命と暮らしを守る」「子どもたちの成長と学びを支える」「光駅整備など機能的なまちをつくる」などの公約を披露。「みんなが好きになるまち光を実現する」と決意を述べた。 後援会参与の中村譲、中本和行、西村慎太郎、林節子、萬谷竹彦市議(こう志会)、仲小路悦男市議(公明党)が壇上に並んで、萬谷市議が今後の後援会活動を要請。末岡泰義前市長、熊野茂公旧大和町長、西村憲治元市議会議長らも加わって、後援会幹事の神代信海さんの発声でガンバローを三唱した。 市長選には芳岡氏のほか、無所属新人の市議会副議長、笹井琢氏(57)=室積=も出馬を表明している。