自撮りは「美しい」より「楽しい」を重視!世界的フォトグラファーが伝える、自分を魅力的に写すコツ
他人にも魅力的に見える「自撮り」をするには?
自分史上最高の出来栄えだと思った自撮り写真を、得意げに他人に見せたところ 「だれ?」「ぜんぜん良くない」 【写真】自然な表情が魅力!ジョー・モリヤマさん撮影のポートレート とあっさり否定されたことはないでしょうか? かつての筆者がまさにそれで、「自分は想像以上にイケてなかったのか」「世間一般の美意識と自分の感性はズレているのか」と肩を落としたことがあったのですが、冷静に考えると普段見せている表情と違っていたり、必要以上に力んでいたりして、不自然さが際立っていたのでしょうね。他人の自撮り写真を見せられたときに、ようやく気づきました。 では、自他ともに素敵だと思える自撮り写真を撮るにはどうすればいいのか? その秘訣を教えてくれるのが、日本・ヨーロッパを拠点に活躍する世界的フォトグラファー、ジョー・モリヤマさんが上梓した『美しい表情は人生を変える』です。 他撮り・自撮りに関わらず魅力的に写るための秘訣や実践的テクニックがたくさん紹介されている本書から、今回は上手に「自撮り」するためのコツを抜粋したいと思います!
自撮りは「自己肯定感」を高めるための、「愛せる自分」を探す行為
自撮りを日常的にやるようになった現代。自撮りが好きな人は、多かれ少なかれ自分が好きであることに間違いないでしょう。 でも、たとえ今の自分に満足していなかったとしても、自撮りを思う存分に楽しんで、新しい自分を発見していくのは大事です。自撮りとは、「自分らしさ」探しでもあるのです。自撮りという行為自体が「自己肯定感」を高めるための、「愛せる自分」を探す行為であってほしいと僕は思っています。自己肯定感が高まってこそ、あなたの表情は良くなるのです。 そのためにも自撮りで大事なのは、「美しい、美しくない」で一喜一憂せず、「楽しむ」ことを目的にすること。 そして、自撮りをしている時点で、自分に興味があり、愛せる自分を探し求めている自分がいることに気がつくことです。 なので、とことん自撮りを遊びで楽しみまくりましょう。とはいえ、上手に撮るコツはもちろんあるので、ここで紹介しておきましょう。