「ミラノデザインウィーク」に登場したクルマたちを一挙公開! 一番人気の会場はズバリ「ポルシェ」でした【ユーコ伊太利通信】
イタリアらしいカラーリングのガレージ・イタリア
そして、スフォルチェスコ城の中庭を歩いていたときにイタリアらしい鮮やかな白と赤のカラーリングのフィアット「500」を発見。聞くとガレージ・イタリアがデザインしたカラーリングという。屋内にはガレージ・イタリアにより製作された、オープンカーの「500 スピアッジーナ」の姿も! ガレージ・イタリアは、現在クライアントのイベント広告用のカラーリングを提供している。各ブランドをどのように表現していくか興味津々。
2025年も追いかけます
たまたま見つけた電気自動車のマイクロカー、「ミクロリーノ」が売り出し中だった。運転席が開閉する昔のBMW「イセッタ」を思い出す。このクルマが実際にミラノの街をミラノデザインウィークの場で走っている光景を見てみたい。 ほかにも2023年に上海で発表された中国のスーパーカー、VOYAH「i-Cozy」がミラノに上陸し、ドゥリーニ通りに展示されていた。中国もクルマに本腰を入れてきたことが窺える。これから(もうすでに?)自動車業界の景色がどんどん変わりそうだ。 また、ブガッティの家具「ブガッティ ホーム」の展示会場で見かけたブガッティ「ミストラル」は、豪華な場所に相応しい品格があった。 時間の関係上すべては回れなかったが、ランボルギーニ、ホンダ、スズキ、ヒョンデetc……とたくさんの自動車/バイクメーカーが登場した。今や、すべての境界線が消えつつある世の中。ここミラノデザインウィークの場で独自の世界観を展開し、人々に感動を与える自動車メーカーが増えることを願っている。2025年も追いかけます。
野口祐子(NOGUCHI Yuko)
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