先週のバイク界隈ショートニュースまとめ×10〈2024/9/13~9/19〉
ロイヤルエンフィールドとRSタイチがコラボ(9/17)
インドのバイクメーカー・ロイヤルエンフィールドと、バイク関連アパレルを製造する日本のブランド・TAICHI(タイチ)がコラボし、秋冬シーズンに向けたアパレルグッズを発売することが発表された。 ミリタリーテイストのオールシーズンジャケット「MONSTER ALL SEASON PARKA」、スポーティで動きやすいウィンターグローブ「ARMED WINTER GLOVES」、そしてタウンシューズのような見た目のカジュアルなライディングシューズ「DRYMASTER-FIT HOOP SHOES」の3アイテムを展開する。価格は、ジャケット4万1580円/グローブ1万4080円/シューズ2万6180円。10月1日に発売される。
[ドゥカティ] 「916の日」を記念して、高級腕時計発売等のイベント開催(9/16~18)
ドゥカティは、1994年から98年まで同社が製造したスーパースポーツモデル「916」の語呂合わせとなる9月16日を「ドゥカティ916の日」としている。今年は916の製造から30年を迎える節目の年でもあり、例年以上に重要な日でもあった。 916は、さまざまなイタリアンバイクのデザインを手がけてきたマッシモ・タンブリーニの代表的なデザインのひとつ。片持ちスイングアームやセンターアップマフラー、露出した華奢で軽量なトラスフレーム等のレースで培った当時の最新技術がふんだんに使われた、ドゥカティの価値観を端的に表すアイコニックなモデルだ。その合理的なデザインから「もっとも美しいバイク」とも評される。 916の日にあたってドゥカティは、X(旧ツイッター)など各種SNSで916について、9/16(月)~9/18(木)の3日間にわたり投稿。9/17には、スイスの高級腕時計メーカー「ジェラルド・チャールズ」とコラボした、916の30周年記念モデル「Maestro 4.0 Ducati 30° Anniversario 916(マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916)」の発売を発表した。ダイヤルは916のホイールを彷彿させるデザインとなっていて、インデックスやベルト部には同車イメージカラーの赤があしらわれる。さらにパニガーレV4 SP2 30°アニバーサリオ916のオーナーが購入すると、そのバイクのシリアルナンバーが刻印されるスペシャルサービスも展開するという。 250本限定モデルで、価格は791万100円。 また同社は9/18(水)に、916の30周年を記念するモデル・パニガーレV4 SP2 30°アニバーサリオ916について投稿した。 2024年は、916と同じLツイン(90度バンクV型2気筒)というエンジン形式を持つスーパースポーツ・パニガーレV2が生産終了するとのニュースもあった。エンジンや車体は移ろいゆくものだが、916が残した精神は変わることなく、時を超えて連綿と受け継がれることだろう。