先週のバイク界隈ショートニュースまとめ×10〈2024/9/13~9/19〉
[トライアンフ] スピードツイン1200/RSがマイナーチェンジ(9/17)
イギリスのバイクメーカー・トライアンフは「SPEED TWIN (スピードツイン) 1200/RS」をマイナーチェンジし、2024年11月頃に発売すると発表した。 スピードツイン1200は、1950年代に世界最速のバイクとしてその名を轟かせた「ボンネビル」の名を冠する「ボンネビルツイン」という並列2気筒エンジンを、現代的なアレンジを加えたトラディショナルなロードスポーツスタイルの車体に積むモダンクラシックだ。 今回のマイナーチェンジでは、特徴の並列2気筒エンジンに手が加えられ、最高出力が5ps向上した。さらにリヤには、同車初となるリザーバタンク付ツインショックが装備。外観にも大きく手が加えられており、燃料タンク/サイドカバー/ヘッドライト/スポーク風キャストホイールなどの形状を変更しているほか、かつて2連型だったスピードメーターがTFTシングルメーターに変更された。 こうした外観変更等さまざまな工夫を凝らしたことで、車重は1kg軽量化。今回のマイナーチェンジで、よりスポーティーさに磨きをかけた形となっている。 また、STDからさらにスポーティさを強調した「RS」グレードも前モデルから続投。STDからフットペグが40mm後ろに下がったバックステップとしたことで、スポーティーなライディングポジションとしている。さらにマルゾッキ製フロントフォーク/オーリンズ製リザーバタンク付リヤサスペンション/ブレンボ製スタイルマ・ツインキャリパーを装備。タイヤには公道でのスポーツ走行に適したメッツラーRacetec™ RR K3を採用している。 STDにはアルミニウムシルバー/クリスタルホワイト×サファイアブラック/カーニバルレッド×サファイアブラックの3色が、RSにはバハオレンジ×サファイアブラック/サファイアブラックの2色が設定される。価格はSTDが184万9000円から、RSは222万9000円から。