「お母さんは絶対に裏切らない」楽天の『三木ママ』こと三木肇監督 選手への向き合いは「聞く」ではなく「聴く」耳と目と心で話を聞くんだよ【ヒーローインタビュー】
でも、そう思ってくれているのがすごく嬉しいですね。なんかちょっと…感動するね。1年目のころから関わってきて、今そんな話を聞いたら。 ■塩入アナも気遣う三木監督 塩入アナ: スポーツ選手だけじゃなくて、浪人生とか苦しんでいる時に、1人に三木監督が付いていてほしいなって思っちゃいました! 楽天 三木監督: 何か嫌なことあった?(笑)。 塩入アナ: いやいや!(笑)この仕事もちょっとうまくいかないこととかあって…。 楽天 三木監督: おー、面倒くさい人いっぱいおるからな(笑)。 塩入アナ: 違います違います(笑)。 ■「うまさ」より「強さ」に賭けられる 三木監督は、二軍で常々選手にかけていた言葉があります。 二軍練習場にて、三木監督(2023年): 一番最後に(この人で)いこうと決断するときの大きなポイントは、「うまい」より「強い」だから。うまい選手より強い選手を使いたくなるから最後に。「気持ちも強い」「プレーも粘り強い」、いろいろな強さを持っている選手には最後賭けられる。 守屋アナ: その辺の意図といいますか、考えにあるのはどういうところでしょうか。 楽天 三木監督: どうでしょうね…自分が選手の時、やっぱり「野球が上手くなりたい」っていう努力をしていたんですけども、最後選手の起用で迷ったり、ここ勝負所っていう時のいろんなものの一つの判断で、最後ひと押ししてくれるのがやっぱり「うまさ」より「強さ」なのかなって。 ■プロ野球では生半可な勝負心では勝てない 楽天 三木監督: 強くなるためには、やっぱり過酷な努力・練習っていうのも一つ大事になる。 もしかしたらこれ、間違っていると思いますけど、「なんだこの練習」っていうのをが、むしゃらに歯を食いしばってやるというのも、自分の”勲章”じゃないですけど「これだけやったんだから」と最後もうひと踏ん張りできる一助になるんじゃないかなと思ったら、それが案外「非効率」じゃないんじゃないかなと思う部分が、僕はあったりするので。 プロ野球という、野球最高峰のレベルの、質の高い真剣勝負の時にやっぱり生半可な勝負心では勝てないと思うから。そのために鍛錬という、心身共に強くしていくというのは必要かなと思います。ので、そういう言葉になるのかな。
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