映画『パスト ライブス/再会』:時間と空間を超える愛、セリーヌ・ソン監督が語る
作品情報
・監督・脚本:セリーヌ・ソン ・出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ ・製作年:2023年 ・製作国:アメリカ・韓国 ・上映時間:106分 ・配給:ハピネットファントム・スタジオ 4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
【Profile】
セリーヌ・ソン Celine SONG 1988年、韓国・ソウル出身。父は映画製作者のソン・ヌンハン、母はイラストレーター。12歳でカナダ・オンタリオ州マーカムに移住。地元のクイーンズ大学とニューヨークのコロンビア大学で学ぶ。劇作家としてニューヨークの劇場を中心に活動。代表作に「Endlings」、「The Seagull on The Sims 4.」(ともに20年)がある。ドラマシリーズ「ホイール・オブ・タイム」(21~)の8エピソードにスタッフライターとして参加した。映画デビュー作となる『パスト ライブス/再会』で、ベルリン国際映画祭で金熊賞にノミネート。長編映画第2作『The Materialists』(監督・脚本)を、A24のもとで製作中。(写真:©Emma McIntyre/Getty Images) 稲垣 貴俊 INAGAKI Takatoshi ライター/編集者。海外映画を専門に、評論やコラム、インタビューなど幅広い文章を、書籍・雑誌・映画パンフレット・ウェブメディアなど多数の媒体で執筆する。国内舞台作品のリサーチ・コンサルティングも務め、近年は『パンドラの鐘』(杉原邦生演出)や木ノ下歌舞伎作品などに参加。