「今の調子でアヤらしいスパイクとブロックを」パリ決めたバレー女子日本代表の荒木彩花へ、久光スプリングスの仲間がエール
バレーボールVリーグ女子1部(V1)の久光スプリングスの選手や関係者が17日、福岡市・天神の西日本新聞社を訪れた。新シーズンでともに3季目を迎えるサイドアタッカーの中島咲愛と吉武美佳が、チームメートでパリ五輪出場を決めた女子日本代表ミドルブロッカーの荒木彩花にエールを送った。 ■【動画】「かわいい私たちにドキドキ、ワクワク…」久光スプリングスが〝ファン感〟 現在開催中のネーションズリーグには、久光から荒木と、同じくミドルブロッカーで新加入の渡邊彩が招集されている。五輪本番を見据えた同リーグの決勝大会(20日開幕・バンコク)へ、中島は「今の調子でアヤ(荒木の愛称)らしいスパイクとブロックを見せて」と呼びかけた。 吉武は「パリオリンピックが決まってほっとしていると思いますが、またすぐ海外で試合があるので、おいしいものを食べてパワーを蓄えてください」と期待した。 また、2人は10月に開幕する新リーグ「SVリーグ」に向け、初代覇者への意気込みも語った。練習拠点を神戸市から佐賀県鳥栖市に移した2023~24年シーズンはレギュラーラウンド3位。プレーオフは未勝利で最終順位は6位だった。 7月からチーム呼称を「SAGA久光スプリングス」に変更。攻守で中心選手として期待される中島は「スパイクで、もっと強いボールがたたけるようにパンチ力を付けていきたい」と自覚をにじませた。 (西口憲一)
西日本新聞社