【ペブルビーチ コンクール デレガンス2024】一生に一度は行ってみたい!世界で最も有名で高級なコンクールに普段見ることのできない希少なクルマが終結@ペブルビーチ
ジャガーXJ220:このスーパースポーツカーはジャガーにとって失敗作だった
「ジャガーXJ220」は、モデル名が示すとおり、イギリスの野心的なスーパースポーツカープロジェクトだった。当初、最高速度は時速220マイル(約354km)で、ボンネットの下にはV12が搭載される予定だった。完成した「XJ220」に搭載されたのはV6ツインターボのみで、最高速度354kmの約束が実現されることはなく、349km/h(プリプロダクションモデルではレブリミットが引き上げられた)にとどまった。 結局、すでに手付金を支払っていた多くの顧客が購入をキャンセルした。その結果、予定されていた350台を割って、1992年から1994年にかけて生産されたのは275台だった。
フェラーリF40:スーパースポーツカーの中でも伝説的な存在
「F40」の製作は、エンツォ フェラーリ自身が創立40周年を記念してプロジェクトを立ち上げた。このライトウェイトスポーツカーは1987年に市場に投入された。3リッターV8ツインターボは478馬力の出力を誇り、車重はわずか約1,250kgである。このモデルは、アメリカで販売されたわずか213台のうちの1台のようだ。合計1,315台が生産された。
ユナイテッド ヌード ロー レゾ(United Nude Lo Res): 「マインクラフト」から飛び出してきた車
このクルマのメーカーは、おそらく公道での使用を念頭に置いていなかっただろう。なにしろ、「ユナイテット ヌード」というブランドは、それ以外では主に婦人靴を生産しているのだから。その名が示すように(Lo Resは「低解像度」の略)、デザインはシンプルな形状に基づいている。ドアはなく、ボディ全体が折りたたまれて乗客が座ることができる。推進力は電動モーターだが、時速50kmまでしか出ない。(笑)
Jonas Uhlig