【ペブルビーチ コンクール デレガンス2024】一生に一度は行ってみたい!世界で最も有名で高級なコンクールに普段見ることのできない希少なクルマが終結@ペブルビーチ
ペブルビーチでのカーミーティング:コンクール デレガンスの希少なクルマたち。カリフォルニア州ペブルビーチで開催される世界で最も有名で高級なカーミーティング。
ペブルビーチの有名なゴルフコースの18番ホールで開催される「ペブルビーチ コンクール デレガンス2024(Pebble Beach Concours d’Elegance 2024)」ほど、クラシックカーシーンにおけるハイレベルなスターたちが集まるものは他にない。20世紀前半の車が多く、さまざまなクラスで1位、2位、3位が争われる。 しかし、ペブルビーチには、こうしたヒストリックカーたち以外にも見るべきものがたくさんある。ここでは、「コンクール デレガンス2024」から、最も希少で、最も好奇心をそそるものを厳選して紹介しよう。
ランドローバー シリーズII:かつて女王が所有していたランドローバー
「ランドローバースペシャルオペレーションズ」部門の改造車である。この「シリーズII」は1958年に製造されたもので、車両の前にある看板が示すように、エリザベス女王はフィリップ殿下とともに英連邦各地を旅した。後部荷台にはシート、手すり、小さな「バリア」があり、そこに立つ女王の安全性を確保している。
メルセデス C111:ヴァンケル(ロータリー)エンジンを搭載したこのテスト車両は、再び走る準備が整っている
「C111」でメルセデスは、ヴァンケル(ロータリー)エンジンを搭載した実験車両を製作した。しかし、最終的にヴァンケルエンジンは壊れやすいことが判明したため量産化には至らなかった。
メルセデスは最近、この「C111」に新たな命を吹き込み、完全に走行可能な状態に戻した。1970年に製造された「C111 II」で、4ディスクヴァンケルエンジンは約350馬力を発生する。ボディは軽量化のためにグラスファイバー強化プラスチック製となっている。
ロールス・ロイス ファントムVIフルア:長くて不思議な車
この「ロールス・ロイス ファントムVI」が特別な理由はいくつかある。たった2台しか製造されなかった「フルア」モデルのうちの1台であり、オーナーによれば、300マイル(約483km)も走行していないという事実上の新車である。
ホイールベースは3.68メートル。内部には、バーと小さなテレビがある。この71年型「ファントム」は2017年に一度、オークションにかけられた!