借金1300万円…崩れかけた韓国の夫婦が選んだ意外な結末
【12月16日 KOREA WAVE】妻が夫に隠れて約1億2000万ウォン(約1320万円)もの借金をつくり、離婚調停にもつれ込んでいる夫婦の話題が12日に韓国JTBC「離婚熟慮キャンプ」で取り上げられた。これは離婚を検討する夫婦の問題解決を支援する番組だ。 それによると、妻は夫に隠れて総額4000万ウォン(約440万円)の借金をしていたほか、事業資金名目で夫から8000万ウォン(約880万円)を借りた状態だった。これを知った夫が離婚を提案すると、妻は「許してもらえるならやり直したい」と話した。 それでも夫の離婚の意思は固まりつつあり、「確率が60%に高まった」と告白した。すると妻側は調停で財産分割を求め、共同資産を7対3で分けるよう主張。具体的には、夫妻が住む京畿道義王市(キョンギド・ウィワンシ)のマンション(評価額6億ウォン=約6600万円)のうち30%を現金で受け取る案を提示した。 夫側は特有財産(結婚前の資産)2億ウォン(約2200万円)を差し引いた分を分割対象とするべきだと反論。妻に7000万ウォン(約770万円)を支払うことを提案し、妻が夫に抱える8000万ウォンの負債を減額する案も示した。 調停で妻は「1億ウォン(約1100万円)を現金で受け取り、マンションの権利を夫に譲渡する」と提案したが、夫は5000万ウォン(約550万円)を提示して意見が対立。最終的に夫は「子どものために妥協が必要」として離婚の撤回を決断した。夫は、妻に酒量を減らすなど生活態度の改善を求め、家庭を維持する道を選んだ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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