働きやすい職場考えトーク 福島県知事と製造業の女性5人
福島県内の製造業で働く女性社員と内堀雅雄知事のトークセッションは29日、県庁で開かれた。参加者は長期休暇や「ノー残業デー」など、仕事とプライベートが両立しやすい自らの職場の就労環境を紹介し、「若い人が仕事を選ぶ選択肢にしてほしい」と呼び掛けた。 20~30代の5人が、仕事を選んだ理由や職場環境などについて意見を交わした。相馬市のアリーナに勤務する天海佑菜さん(22)は「専門知識を持たずゼロからのスタートだったが、周囲が優しく指導してくれた」と振り返った。福島市の福島キヤノンの鈴木絢美さん(31)は「自らの考えを製品として実現できる」とやりがいを語った。 県内企業への理解を深め、人材確保につなげる県の「感働!ふくしま」プロジェクトの一環で初めて企画した。