岡山市民会館で最後の音楽イベント 60年の歴史に幕
岡山放送
文化の発信拠点だった岡山市民会館が60年の歴史に幕を閉じるのを前に、3月24日、最後の音楽イベントが行われました。 (佐藤理子アナウンサー) 「最後の公演を見届けようと多くの人で列ができています」 地元のアーティストらが企画した音楽イベント。歌や演奏で感謝の気持ちを表現すると、約600人の客からは歓声が上がりました。 岡山市中心部の丸の内に1963年にオープンし、2000席近い大ホールでは、数々のプロのコンサートや演劇などが開かれてきた市民会館。老朽化により3月31日での閉館が決まり、その役割は去年オープンした岡山芸術創造劇場ハレノワへと引き継がれます。 (訪れた人) 「講座と言えば市民会館だったから非常にさみしい思いがする。新しいものもできているがこちら方が思い出がある」 (訪れた人) 「長年培われてきた会館だから最後になるのはさみしいがいい思い出に最後にしたい」 (LASTSONGfor岡山市民会館プロデューサー小林宏志さん) 「岡山市民会館は岡山に住む僕らにとっては夢の発信地でもあり受信地だったのでなくなるのはさみしいが今まで夢の場所としていてくれたことに感謝したい気持ち」 3月31日の最終日には、閉館式が行われます。
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