ジョルジオアルマーニ テニスクラシック

ノヴァーク・ジョコビッチ[画像/ゲッティイメージズ]

テニスのエキシビションマッチ、ジョルジオアルマーニ テニスクラシック（イギリス/ロンドン、芝）は28日、男子シングルスの試合が行われ、世界ランク2位のN・ジョコビッチ（セルビア）が同5位のD・メドベージェフを6-3, 6-4のストレートで下し勝利を飾った。 【動画】ジョコビッチ復帰戦のフル動画！メドベージェフに快勝！ 37歳のジョコビッチは今月行われた全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）で右膝を負傷し準々決勝を前に棄権。その後6日には手術を行ったと報告していた。 手術後はリハビリを行う様子を自身のSNSに公開していたジョコビッチ。今週はウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）の会場で右膝にサポーターをつけて練習を行った。 そしてこの日行われたエキシビションマッチで、手術から約3週間ぶりに実戦に復帰。世界ランク5位のメドベージェフを相手にストレート勝ちを収めた。 試合後のオンコートインタビューでジョコビッチは「いい試合だった。皆さん来てくれてありがとう」とコメント。 続けて「痛みのないテニスこそ最高だ。痛みがなくて本当によかった。世界最高の選手の一人を相手に、素晴らしいテストだった」と語った。 「ここ数日で練習のセットを何回かプレーしたが、ここで自分の力を試したかった。自分の膝をテストして、動き回ってどう感じるか試したかったんだ。（芝コートでは）バウンドが低く、姿勢を低く保たなければいけない。テストは大成功だったからもちろん嬉しい。手術後の3週間はリハビリに多くの時間を費やしとても大変だった」 3週間前の手術後には松葉杖をついていたジョコビッチだったが、驚異の回復をみせている。 ジョコビッチは7月1日に開幕するウィンブルドンに第2シードとして出場し、1回戦で予選勝者で世界ランク123位のV・コプリバ（チェコ）と対戦する予定。