辛坊治郎氏 小倉智昭さん訃報に衝撃 12年前、何も知らずに後番組引き受け…「とんでもない枠を受けた」
キャスター・辛坊治郎氏(68)が10日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、9日に膀胱がんのため77歳で死去したキャスターの小倉智昭さんを追悼した。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 同番組にもたびたび出演していた小倉さんの訃報を受け、「私、性格的なものもありまして誰かが亡くなったというニュースに形ばかりのコメントをすることが多いんですが、今回はさすがに衝撃でしたね。この番組を通じてかなりご縁があった小倉智昭さんの訃報が今日、伝えられまして」と衝撃の大きさを口にした辛坊氏。 小倉さんとの「一番最初の強烈な接点」は同番組の“前身”だという。「辛坊治郎ズーム」は2012年4月、小倉さんがパーソナリティーを務めていた土曜午後の番組「小倉智昭のラジオサーキット」の枠を引き継いでスタートした。「私が会社を辞めた後、ニッポン放送から“ちょっと来てしゃべりませんか?”という話をいただいて、軽~く受けたんです。何も知らなかった」と同番組のオファーを受けた当時を回顧。「オンエア当日に“この枠って先週まで何やってたんですか?”って聞いて、そしたら小倉智昭さんの後?ええ?うそ!?みたいな」と小倉さんの後番組という大役を引き受けたことに驚いたという。 しかも当時、“裏番組”はみのもんたと久米宏氏の番組だったそうで、「本当に何も知らずにやってきて。とんでもない枠を受けちゃった」と苦笑いで12年前を振り返った。 番組アシスタントを務める同局の増山さやかアナウンサーは「小倉智昭のラジオサーキット」にもアシスタントとして出演していた。「(番組が)終わる時に次は誰なの?って話になって、辛坊さんですよって言ったら“辛坊くんなら僕も聴いてみたいな”って小倉さんが言ったの、今でも覚えています」と小倉さんとの会話を回顧。 辛坊氏は「それ以来の細い付き合いですけれども、最初の印象は鮮烈でした。それが今まで続いているわけですから…この番組をオンエアに乗せていられるのも小倉さんのお陰です。間違いなくそうです」と感謝。そして自身が21年にヨットでの太平洋無寄港横断に挑戦した際に小倉さんがパーソナリティーの代役を務めてくれたことに触れ、「私がわがまま言って留守してる間も代わっていただいたり」と話していた。