【速報】斎藤元彦兵庫県知事への証人尋問始まる 百条委員会
兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などについて調査する県議会の百条委員会が25日始まり、午後3時ごろから斎藤元彦兵庫県知事が出頭しました。 25日の百条委員会では、午前中に公益通報に詳しい結城大輔弁護士が参考人として呼ばれ、午後の証人尋問は 片山安孝元副知事、斎藤知事の順で、どちらも公開で行われます。百条委員会はきょう25日が最後となる見通しです。 (百条委員) 「3月21日、知事は”7つの疑惑”が記された文書をもとに、幹部4人と協議をされています。斎藤知事からはどのような指示をされましたか?」 (斎藤知事) 「職員の名前や企業名など、具体的な個人名が出されて、その方々に対する誹謗中傷性の高い文書でしたから、しっかり調査するようにと指示したと記憶しています」 (百条委員) 「文書が外部通報にあたらないとする法的な見解がない中で、元県民局長の職を解き、退職を保留されています。それは知事の指示ですか?」 (斎藤知事) 「3月の時点で作成・配布されたものが、全体として誹謗中傷性の高い文書というのが県の認識でしたので、それに基づいて退職を保留と人事当局として判断をしたと。私としてもそれを最終的には了承したということです」 百条委は来年2月から3月にかけて開かれる議会の中で、調査報告書を公表したいとしています。