屈辱3戦連続完封負けの広島・新井監督「振れてないわけではない」「私がしっかり考えたい」執念采配実らず【一問一答】
「広島0-1中日」(7日、マツダスタジアム) 広島が2010年7月以来、14年ぶりとなる同一カードでの3戦連続完封負けを食らった。これでチームは最下位にも転落。27イニング連続無得点の打線について、新井貴浩監督は「振れていないわけではない。得点がなかなか入っていないところは私が考えたい」と話した。 【写真】サングラスはズレ、倒れそうな体勢もセーフポーズを崩さない羽月 先発して5回3安打1失点だった黒原については、「彼の気迫が伝わってきた」と称賛。左腕の次回登板については右肘張りから実戦復帰した森下次第であることを明かした。以下、新井監督の一問一答。 ◇ ◇ -先発・黒原は。 「ナイスピッチングだった。彼の気迫が伝わってきました」 -いろんな球種を織り交ぜていた。 「全ての球種を操っていたなと思う。真っすぐもチェンジアップもカーブも。ほんとにナイスピッチングだったなと思う」 -ビハインドでも勝ちパターンも投入した。 「1点差だったし、日曜日で、明日はゲームがないので、いってもらいました。何とか1点差でと思っていた」 -あとは得点が、というところ。 「そこは私がしっかり考えたいなと思います」 -八回は矢野に代走・羽月を起用した。 「あそこは何とか1点というとこで、相手バッテリーにプレッシャーをかけたかったので、羽月に行ってもらいました」 -羽月も果敢に本塁に突入したが。 「よく走ったけどね」 -好機をつくりながら“あと1本”の難しさがある。 「序盤もいい感じで捉えているんだけど、野手の正面にいってしまうというのが、ここ数試合続いている。振れていない訳ではないので、そこは得点がなかなか入っていないところは、また私が考えたい」 -黒原の次回登板は。 「もちろん来週も見たいけど、森下も大丈夫ですという報告が来ているので、そこは考えたい。それぐらいいい投球を見せてくれた」