コロッケが子ども支援のチャリティーショー開催、“同志”の小林幸子も駆けつける
来年デビュー45周年を迎える、ものまねタレントのコロッケ(64)が21日、都内のホテルで、子どもの生活支援のチャリティーショー「ものまねスクランブルディナーショー」を開催した。 【画像】コロッケが子ども支援のチャリティーショー開催、“同志”の小林幸子も駆けつける 演歌歌手の小林幸子をはじめ、坂本冬美のモノマネ役者・坂本冬休み、ハッピーつついも応援に駆けつけた。司会はタレントの熊切あさ美が務めた。小林からは、「コロッケちゃんは、私の農業支援にも協力していただいている。目指すところは一緒」と目録が送られた。 コロッケはかねて、子ども食堂の支援に積極的だった。今年2月に大相撲の立浪部屋の力士たちとともに東京・足立区内の母子生活支援施設「ポルテあすなろ」を訪れ、おにぎりを届ける子ども食堂支援のイベントを開催してきた。 「立浪部屋の力士の皆さんとちゃんこ鍋やコロッケも振る舞ったのですが、その時に『コロッケを食べ過ぎると胃がもたれちゃうよ』と注意したら、来ていた女の子が『胃がもたれるぐらい食べたい』と言ったんです。何か、ジーンと来ちゃいましたね」とコロッケは振り返った。 支援のキッカケは出身地の熊本県を中心に2016年に発生した熊本地震。大きな被害を目の当たりにしたコロッケは、熊本復興のために様々な事業や企画を通して地域を盛り上げる活動を展開。そんな中で意気投合したのが小林だった。 小林は新潟県で3年前、過疎化対策と農業支援を目的とした「幸せプロジェクト」を立ち上げた。そこで、かねて交流のあった立浪部屋に協力を呼びかけたところ、立浪親方(元小結の旭豊=56)が賛同し、新潟・十日町市中村に「立浪部屋ファーム」の運営をスタート。そこで生まれたのが、ブランド米の魚沼産コシヒカリ「越後情話」だった。この名称は小林の楽曲から命名。以来、小林はもちろん、大関の豊昇龍や力士らも参加しての田植えや稲刈りを行い、そこで収穫した米を子ども食堂に送り続けてきたという。 コロッケはこの「幸せプロジェクト」活動に共鳴。「とにかく素晴らしい活動ですし、幸子さんの気持ちに応えたいと思い参加した。僕は熊本出身ですが今後、このプロジェクトが新潟を拠点に沖縄から北海道まで47都道府県、全国に広がればいいと思っているし、そのためにも僕も出来る限り協力していきたい」と話す。 さらに「実は、僕も来年は“火の国プロジェクト”と言うのを立ち上げたいと思っているんです。農業支援と子ども食堂の支援に力を入れたい。今回のチャリティーディナーは、そのキッカケにしたい。とにかく、小林さんは新潟ですが、僕は熊本から、全国に向けて子ども食堂の輪を広げていくことが重要だと思っています」と意欲を語った。
テレビ朝日