竹島水族館がカピバラの名前を募集中
愛知県蒲郡市
愛知県蒲郡市竹島水族館は、10月のグランドオープンに合わせてお披露目するカピバラの雌の名前を募集している。20日まで。【林大二朗】 水族館は民間のアイデアや資金を活用し、さらに魅力的な施設するため奮闘している。カピバラ展示は狭かった屋内から屋外に変更し、多くの人が見られるよう観覧スペースを設けるとともに、広々とした空間でショーができるようにする。現在、クラウドファンディングの資金を活用し、展示場建設を進めている。 今回、市内の医療機器製造「ニデック」が雌を、警備会社「豊田東海警備蒲郡本部・日本信託警備」が雄を水族館にプレゼントした。雄は「シンタ君」と決まったが、雌は多くの人に親しみを感じてもらおうと名前を公募することにした。 水族館に来た人が対象。名前と連絡先、カピバラに付けたい名前、その理由を書いて館内の投票箱に入れる。1人1回。採用された人には記念品として「水族館グッズ詰め合わせ」とニデックのオリジナル眼鏡ブランド「LILY COULURE」の製品をプレゼントする。 カピバラ担当の南優花さんによると、バックヤードで飼育しながら、お披露目に向けて人前に慣れるトレーニングなどに取り組んでいる。南さんは「いろんな人から親しまれる名前を待っています」と話した。
東愛知新聞社