「彼が本当に良い調子になっていけるように願っている」

今シーズン初めて２戦連続で途中出場となった三笘。(C)Getty Images

　年越しをまたぎ、２試合連続でベンチスタートだったのはなぜなのか。 　ブライトンの三笘薫は、12月30日のプレミアリーグ第19節アストン・ビラ戦、そして１月４日の第20節アーセナル戦で、それぞれスタメンから外れた。後半途中から出場している。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット 　リーグ有数のウインガーが２戦連続で先発しなければ、理由が注目されるだろう。英公共放送『BBC』によると、クラブのOBたちはローテーションの必要性と見ているようだ。 　ガイ・バターズは『BBC Radio Sussex's Albion Unlimited』で「12月は過密日程で、カップ戦もある。選手たちをケアしなければいけないと思う。現役時代に私はすべての試合に出たがった。外れれば、監督のオフィスで文句を言った。でも、今のゲームは完全に違うものとなっている」と話した。 「ブレントフォード戦のミトマを見たが、本当にタッチとかすべてが良かった。スピードを生かしてうまくサイドバックを攻めていた。だが、ラストのプレーがフラストレーションを感じさせたところはあるかな。だがとにかく、選手たちをうまくマネジメントしなければいけない。遅かれ早かれ、彼が本当に良い調子になっていけるように願っている」 　また、ウォーレン・アスピノールは「出場時間を管理しているのだと思う。そうしなければいけない。ブライトン最高のウインガーだからね」と、三笘の重要度に変わりはないと述べている。 「４人から選べるが、彼がベストだ。２試合で途中出場してから彼が試合を変えるのを見た」 　開幕からスタメンとして出ずっぱりだった三笘の疲労は、指揮官も認めている。日程が過密なクリスマスシーズンの影響もあるだろう。これからFAカップもある。 　チームマネジメントが必要ななかで、三笘はしっかりと出場機会を手にし、結果を残せていけるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部