ランサムウエア攻撃グループ「LockBit」メンバーら逮捕 警察庁が参加する国際共同捜査で
警察庁が参加するユーロポール=欧州刑事警察機構やヨーロッパの捜査当局などとの国際共同捜査で、「ランサムウエア」を使った攻撃グループ「LockBit」のメンバーらが逮捕されたことがわかりました。 警察庁によりますと、パソコンなどに侵入してデータを暗号化し、身代金を要求するウイルス「ランサムウエア」を使う攻撃グループの「LockBit」に対し、ユーロポールやヨーロッパの捜査当局、警察庁などは国際共同捜査を行い、押収したサーバーの分析などを連携して行っています。 その結果、1日までに「LockBit」のメンバーで「LockBit」が使うランサムウエアを開発した人物など4人を逮捕したということです。 一方で「LockBit」による国内企業の被害はことしに入ってもみられていて、引き続き捜査を推進するとしています。 また日本の警察は「LockBit」によって暗号化されたデータを復号するツールを独自に開発していて、ことし2月以降、被害にあった国内企業10社で一定の被害回復に成功したということです。