ソウルでLGBTQ行進 権利向上求め、反対集会も
【ソウル共同】ソウルで1日、LGBTQなど性的少数者の権利向上を求める大規模イベント「ソウル・クィア・パレード」が行われた。参加者はレインボーカラーの旗を持ち、音楽に合わせて中心部を行進した。一方で同性愛に反対する複数の保守団体が近くで集会を開いて対抗し、性的少数者への風当たりの強さをうかがわせた。 2000年から毎年開催され、今年で24回目。主催者発表で約3万5千人が参加した。ソウル市庁前の広場での開催が恒例だったが、市が同日程で使用を申請したキリスト教団体に許可を出したため、今回は会場の変更を余儀なくされた。市が差別的な対応をしたとの批判も上がる。
