【中日】守護神マルティネスがプレミア12出場へ離日 来季契約には「まだ時間がかかる」
中日ライデル・マルティネス投手(28)が3日、中部国際空港から台湾へ向け飛び立った。 同投手は台湾でキューバ代表と合流し、プレミア12に同国代表として出場する。「キューバの国民を代表して戦うのでとても光栄です」と、母国のチームメートとの再会に期待。クローザーを務める予定で「(1試合で)1イニング以上は投げない」と、代表戦での待遇も明かした。 来日8年目のカリビアンは、名実ともに竜の絶対守護神となった。今季2年ぶり2度目のセーブ王を獲得し、通算166セーブを記録。今季は3年契約3年目で、来季の去就に注目が集まる。すでに球団側とは来季以降の契約について交渉中で、10月末には井上一樹新監督(53)と“焼き肉会談”を行い、強く慰留されたばかり。マルティネスは「監督に、すごいご馳走していただいた。おいしかった。(監督の熱意は)十分、受け取りました」としながらも、来季契約については「もうちょっと時間がかかると思います。来季のことについては、まだ結論は出てないです」と話すにとどめた。 マルティネスに関しては10月、野球情報サイトで来季は中日に残留しないと予想され、複数球団と交渉し、すでに年俸800万~1000万ドル(約11億6000万円~約14億5000万円)を提示されていると報じられた。プレミア12終了後に、再来日を予定している守護神の動向から、今後も目が離せない。