Ｊ１北海道コンサドーレ札幌が、昨季までＪ１神戸に所属したＤＦ大崎玲央（３２）を８日から練習参加させる。獲得を視野に入れたもので、今回のトレーニングで状態を見極め、契約するか否かの判断を下す。 現在、リーグ戦で最下位に沈む札幌は、複数位置の補強に乗り出している。その１つに挙げる「ボランチとセンターバックができる選手」として、数年前からリストに挙げていた大崎に触手を伸ばした。大崎は昨年１２月、ＵＡＥのエミレーツへ完全移籍が発表されたが、約２か月で契約解除に。その後は所属先が決まっておらず、フリーの状態。所属先のある選手は、７月８日から８月２１日までの第２登録期間でしか獲得できないが、大崎は該当しないため、獲得は可能な状況にある。 大崎は１８７センチ、８２キロの屈強な体に加え、パスセンスにも優れ、Ｊ１＆Ｊ２通算２０４試合出場と実績は十分だ。闘志を前面に押し出すプレースタイルも、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督（６６）の「走り戦う」サッカーに合致している。加入となれば、大きな力になりそうだ。
報知新聞社
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